オイスタークォーツは1977年に発売されたロレックスの代表的なモデルです。前述の「ベータ21」ムーブメントは共同開発されましたが、このモデルは自社製クォーツムーブメントを搭載し、秒針は標準的な秒針を採用しています。文字盤には「ROLEX」の文字の下に「OYSTERQUARTZ」の文字が記され、6時位置には天文台の認定マークである「CHRONOMETER」の文字も記されています。オイスタークォーツ デイトジャストの特徴としてまず目を引くのがケースとブレスレットのデザインです。
このモデルの特徴の一つはケースとブレスレットを繋ぐヘッドバンドを排除した一体型モデルであることです。独特の形状 一般的な丸太型の自動巻き時計とは異なります。オイスター クォーツ デイトジャストには、「オイスタースチール」、「オイスタースチール + 18K ホワイトゴールド ベゼル」、「オイスタースチール + 18K ゴールド」の 3 つのスタイルがあります。ブレスレットはステンレスモデルが3列タイプ、その他のモデルは5列タイプの2種類があり、また文字盤の種類も豊富です。オイスタークォーツデイトジャストが世に出る前は、機械式デイトジャストよりも手頃な価格でしたが、近年徐々に注目を集めており、価格帯も機械式デイトジャストとほぼ同じになっています。欲しい人 個性的なロレックスが欲しい人。また、「デイトジャスト」モデルのほかに「デイデイト」モデルもございます。 2000年頃に生産が終了しましたが、ロレックスのクォーツモデルは今でも中古市場で入手可能です。ちなみに、オイスタークォーツに似たケースデザインで自動巻きムーブメントを搭載したモデルもございます。こちらはオイスターケース誕生50周年を記念したモデルです。
最後にチェリーニについてご紹介します。実用性を追求したロレックスのフォーマルウォッチシリーズです。つまり、ロレックスの特徴である「オイスター(防水)」や「パーペチュアル(自動巻き)」といった技術を省略し、ドレスウォッチらしい「薄さ」と「ベルトへのフィット感」を実現しているのです。現在のモデルは現代的なサイズと自動巻きムーブメントを備えていますが、以前のモデルはケース径が比較的小さく、手巻きも用意されていました。クォーツロレックスを購入したい人にとっても比較的入手しやすいモデルです。チェリーニにはオイスターケースがないため、「オイスタークォーツ」とは呼ばれず、通常のクォーツモデルと呼ばれます。